よそゆきと普段着
戦前はもちろんのこと 戦後も暫くは ちょっとそこまでというときや 家にお客様がいらしたときには
前掛けとたすきは 外して 人様の前に出たものです。
つまり 褻と晴れの区別は シッカリありましたよ。 改まったお出かけだけではなく ちょっと そこまでのお出かけでも 着ものを着替えて 出かけるのは、 当たり前のお行儀でした。
順礼装の
訪問着と おしゃれ着の 付け下げは 格が違うものです。
付け下げは
散歩着・・・といいました。
お散歩するのに
こんなお着物なの?
ちょっと そこまでのお着物 といった意味で使われました。