存じますという「謙譲語」

最終更新: 7分前


存じます。


この言葉を、知っていますの「丁寧語」と勘違いしておいでの方を

よくお見掛けします。


マナー講師を、名乗っていらっしゃる方でも

勘違いしやすい言葉です。


謙譲語「存じる」の連用形に丁寧の助動詞「ます」のついた謙譲表現の敬語です。



ちょっとこむつかしくなりましたね。


存じますは、簡単にいうと


思います・・・という言葉に置き換えられます。


思います⇒存じます


文例


ご覧いただきたく存じます。


おっしゃる通りだと存じます。


ご参加いただきたく存じます。


つまり、「存じます」は「思います」あるいは「知っています」という意味を


表す敬語であって、自分の思うことを申し上げるときに使う謙譲表現なんです。


だから、相手の方が自分のことを知っていてくださるというようなとき


「存じていらっしゃる」とか「存じてくださる」といういい方はおかしい


知っているという意味で使うときは


「存じております」


相手の方が、知ってい存じますてくださるという意味の時は


「ご存じでいらしゃる」とか


「ご存知ですか」という風に「ご」をつけることで、丁寧になります。


間違っても「存じてくださる」なんて、へんてこな混合体では


お使いになりませんように。


敬語にしても丁寧語・尊敬語にしても


小さなときから、日常使いなれていると


なぜそうなのかは、わからなくても語感としておかしいと


感じられるようになると、およそうまく使えるようになってますね。


言葉の習得は、7~9歳ころまでが一番活発だと言われます。


ご家庭の中で、尊敬語、丁寧語、謙譲語を頻繁にお使いいただくのが


実は一番楽な学習方法かもしれません。

 © 2018 by Persona Laboratory