ほんとは 「褻枯れ」です。 なんでもない いつもの生活を 「褻」というんだよ・・・。 しつこく 繰り返しましたが 当たり前の いつもの 生活は ほんのちょっとしたことで ぐらりと
変ってしまうことがあります。 病気だったり けがだったり 経済だったり 感情の行き違いだったり いえいえ ささいな事件で
すっかり 壊れてしまうことだって あります。 こうした 予測しなかった 事で 当たり前の「褻」の 生活が、崩れることを 昔の人は 「褻」が枯れる・・・ けがれる と 表現しました。 当たり前に 当たり前のことが 続いていくはずなのに。
当たり前が 当たり前として 戻ってきてほしい・・・。
穢れは そんな 願いを込めた ことばです。 褻・け 当たり前が いかに有り難いことだったのか 失ってから 気づきます。