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染の着物に、織の帯続き



「よそゆきはよそゆき、

普段着は普段着」という

線引きがはっきりしていた時代には

こうした約束事は 厳然と 守られて当然ですが 今の時代は かなり、ゆるやかです。

お正月には 着物や下着を 新しくして あるいは きちんと洗い立ての着物で 初詣に行くのが 長屋に住んでる人でも 大切に 守ったしきたりだった 時代と 「昨日とおんなじ今朝~~」 で、 「初詣にでも行こうかあ~」

という新年の迎え方が まかり通る時代では 「晴着」に対する意識も 違ってきますよね。 織の帯でも 金銀など使わずに カジュアルな印象のものが 多く出ています。

染の帯にも、 金銀をあしらった

意匠のものも。 かえって 難しくなっているのかも。 格調の高い 有職文様(ゆうそくもんよう)


礼装の着物に 砕けた印象の帯を 合わせたり・・・。


紬に 金銀の袋帯を 合わせたり・・・。

時々 こうした方を お見掛けしますが 自己主張するのは お着物に なれてからの方が 良いと、思います。 多くの方は 痛々しい印象になって 美しくは見えないものです。

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